【咲-Saki-】宥「玄豚のハンバーグ」
とある東京のアパート。
『402号室』
宥「ねぇ菫ちゃん……」
菫「ん?どうしたんだ宥?」
宥「あのね…私が上京して、菫ちゃんとお付き合いする様になってから…もうすぐ二年になるんだよね……」
菫「ああ…そうか。そう言えば…もうそんなになるんだな……」ふむ
宥「…………」
菫「でも、それがどうしたんだ?」
宥「……うん…それでね――――」
菫「あっ!?」
宥「どうしたの?菫ちゃん…」
菫「済まない。これから、ちょっと出掛ける用事があったんだ」
宥「そう…なの……」
菫「帰りは遅くなる。と言うか…私はそのまま自分の部屋に帰るから、宥は私の帰りを気にしないで好きにしてくれたらいい」
宥「…………うん。分かったよ菫ちゃん……」
菫「じゃあおやすみ」
宥「うん。おやすみなさい」
パタン…
宥「………………」
ギリィ……