【モバマス】奏「1、2、3、4の先」
テレビ局との打ち合わせが終わり、直帰しようとぷらぷらと歩いていると、いつか、奏がスカウトした場所で立ち尽くしていた。
奏?どうしたんだこんな時間に。
あと30分もすれば高校生は補導対象になるようなそんな時間に奏は立ち尽くし、夜空を見上げている。
奏「………」
こちらを一瞥し、また夜空を見上げはじめた。
遥か彼方の光に思いを馳せるように、ひたすらと夜空を見上げている。
何も言わない担当アイドルを放置して帰れる訳もなく、彼女に見習って柵にもたれかかりながら自分も夜空を見上げてみた。