【FEif】カンナ「お父さん、僕も一緒に剣を振っていい?」マークス「勿論だ」
カンナ「お父さん……」
マークス「こんな時間にどうした、カンナ」
カンナ「お父さんこそ、こんな時間に訓練なの?」
マークス「そうだ。暗夜王国の繁栄のために、暇さえあれば剣の腕を磨き続ける……それが私の成すべきことだ」
カンナ「そうだったんだね。だからあの時も……」
マークス「あの時も?」
カンナ「お父さんとお母さんが遊びに来てくれた日の夜、いつも夜遅くまで剣を振ってたよね?」
マークス「そんな時間まで起きていたのか……」
カンナ「えへへ、実はこっそり見てたんだよね。真面目な顔で剣を振り続けるお父さんを見て、僕も立派な剣士に憧れるようになったんだ」
マークス「……!そうだったのか」
カンナ「お父さん、僕も一緒に剣を振ってもいい?」
マークス「もちろんだ。まさか息子と肩を並べて剣を振る日が来るとはな……」
カンナ「ううっ、竜石よりも剣の方が得意だけど、緊張するなぁ……」