キョン「そういう事か……そういう事かハルヒ!」
キョン「まったく注文の多いやつだな……それだったら自分でやればいいだろう」
本日の俺の雑用は、部室の配置換えだそうだ。そう団長に告げられた俺は息をつく暇も無く机などを言われた通りの場所に移動していく、この光景を日常だと思ってしまう自分が何か哀しい。
ハルヒ「今日に限って、みんな遅いわねぇ。キョンが可哀想じゃない」
キョン「そう思うんだったら、少しは手伝ってくれても罰はあたらんと思う……ぜ」
勢い良く地面に下ろした長机は辺りに大量の埃を撒き散らした。
ハルヒ「ゴホッ…ゴホ……。すごいわねこりゃ、床の掃除もしなきゃならないかしら」