豆腐VSプリン
豆腐「……」
広大な平地(机)に佇む二つの半固形物……。
互いに対峙し、睨みあう。だがこの表現は正しくない、何故なら両者に目などないからだ。
豆腐「今日の俺は硬度が違う……絹から木綿に生まれ変わった」
プリン「だからどうした……生憎生きている界隈が違うんでそこの所疎くてよくわからん」
豆腐「ふん……だから貴様は甘いのだ、頭にカラメルなどかぶってなどいるからそうなる」
豆腐「ふむ、いいだろう。ならば闘って変化のほどを思い知らせてやろう」
豆腐は乗っていた皿を一蹴し、一気にプリンとの距離を詰める。