【咲-Saki-】灼「あっちが変」豊音「こっちが変」

【咲-Saki-】灼「あっちが変」豊音「こっちが変」

【咲-Saki-】灼「あっちが変」豊音「こっちが変」

1: ◆CVF0ZO0wUo 2015/01/28(水) 19:59:22.26 ID:MJO3ZfqGo
地の文ありの阿知賀SS
豊白の会話のみの宮守SSを二作投下

2: 2015/01/28(水) 20:01:31.93 ID:MJO3ZfqGo

灼「あっちが変」

 ある日の放課後。

 部室には私、鷺森灼と、松実玄の二人きり。

 季節は冬で、雪が降っていた。

 通いの憧からは、この雪で来るのが遅れると連絡が入っていた。

 中等部の穏乃は日直の仕事で遅れるらしい。

 宥さんが送れる理由は聞いていない。

 玄は、寒くて教室から出られなくなっているのだろうと話していた。

 担任が教室のストーブの火を落とせば、こちらに来るだろうと。

 まぁ、あれはどうもそういう体質らしいから仕方がない。

 全員が揃うまで、まだ少し時間がある。


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