勇者「伝説の剣が抜けねぇ」
勇者「やばいんだけどマジで・・・」
魔法使い「勇者?どうしたの?早く他の伝説の装備を集めに行かなきゃ!」
勇者「お、おう」
戦士「なんだなんだ?勇者!お前まさか抜くのビビってんのかw」
勇者「ソウナンダヨネーヤバイナーコワイナー」
僧侶「大丈夫ですよ!勇者様は選ばれし者です!恐れず抜くのです!」
勇者「う、うん・・・」
勇者 (やばいんだけど、全力で踏ん張っても抜けないんだけど・・・)
勇者「皆、先に宿に戻っといてもらえる?」
魔法使い「いいけど、どうかしたの?」
勇者「いやぁ、ほら剣抜いた後、天に祈りを捧げたくてさ」
僧侶「それなら私も残って一緒にお祈りを捧げますね」
戦士「さすが、神に選ばれし勇者ってところか?ハハハ」
勇者(そうだね、選ばれし者らしいね)
魔法使い「それじゃぁ私達、先に宿に行って待ってるわね」
戦士「早く帰ってこいよー?冒険したくてうずうずするぜ!」
僧侶「戦士さん!信仰は大事なのですよ?」
戦士「あーはいはい・・・あぁ神よぉ俺に力おぉぉ」
魔法使い「このバカは死んでも筋肉の神様しか信じてないわよ・・」
僧侶「それは神様も納得していることでしょう・・・」
・・・・・・
僧侶「勇者様?早く抜いて神にお祈りをしましょうよ?」
勇者「あ、あぁ」
勇者 (まずいな、僧侶どうにかしないと、)
勇者「・・・夢へと散り果てろ!睡眠魔法!!!」
僧侶「ぁ・・・バタリ」
勇者「さぁて僧侶には悪いが、仕事の時間だ・・・」