八幡「陽乃さん、あなたが苦手です。」後日談
八幡「陽乃さん、あなたが苦手です。」の後日談
八幡「それにしても、付き合うったってなにしたらいいのか分からんのですが。」
陽乃「デートとか二人の子供の名前考えるとか住むところを話し合うとか?」
八幡「最初以外気が早すぎませんかね?」
陽乃「またまたー、あたし逃がしたらもう誰も相手いないよ?」グリグリ
八幡「そりゃそうなんですがね、とらぬタヌキの難とやらって言うじゃないですか。」
陽乃「・・・ふーん、ちゃんとあたし一筋なんだ・・・」ボソッ
八幡「なんですか?悪口なら泣きますよ?」
陽乃「なんでもないよ♪ただ八幡なら浮気の心配とか無さそうだから安心してたの。」
八幡「・・・浮気って、陽乃さんみたいな人捕まえてたらする気が起きませんよ。」
陽乃「またまたー♪ポイント高いこと言っちゃってー♪」
八幡「まあ、心配事はあるんですがね。」
陽乃「雪乃ちゃんとガハマちゃんのことよね?」
八幡「そうです、部活も辞めるってのも考えたんですが・・・」
陽乃「続けたらいいじゃない?」
おいおい、マジかよ。針のむしろに突っ込めと申すかこの彼女さんは。でもまあ、あの二人で奉仕部は回らん可能性もあるしな。
八幡「・・・続けたとして、陽乃さんは気にならないんですか?」
陽乃「なるに決まってるよ?だけどあたしもシスコンだし、雪乃ちゃんが心配なのよ。」
ずいぶん本音が聞けるようになったもんだな
彼氏甲斐の見せどころかもな。
八幡「それなら、俺は普段通りあいつらを支えますよ。シスコン同士、助け合いでいきましょう。」
陽乃「雪乃ちゃんをお願いね。」
八幡「何とかしますよ」
二人の関係もな