【ガルパン】まほ「みほみたいになりたい」
エリカ「相談ですか? 私でお役に立てるかはわかりませんが、それでもよろしければ」
まほ「ありがとう。では早速本題だが‥‥みほ、いるだろう? 私の妹且つ、現大洗生徒の」
エリカ「はい」
まほ「最近改めて感じたんだが、みほはかなり慕われているようなんだ。戦車道の仲間達に」
エリカ「はあ。まあ、試合の時から察するに、そんな感じでしたよね」
まほ「単刀直入に言うとだな‥‥みほみたいになりたい」
エリカ「‥‥はい?」
まほ「エリカはともかくとして、もっと他の子にも慕われたい」
エリカ「あの‥‥既にもう、十分慕われてると思うんですが。それ以上って、信仰の対象とかになりたいんですか?」
まほ「いや、自惚れに聞こえるかも知れないが、それは私も自覚している。だが私の場合、戦車道とか西住流ありきというか、どっちかというと、尊敬されている、という感じじゃないか」
エリカ「はあ」
まほ「もう少しこう、なんていうか、別ベクトルというか、なんだろう。こう‥‥」
エリカ「なんです?」
まほ「かわいくなりたい」
エリカ「はい?」
まほ「みほはかわいいだろう? 姉が言うのもアレだが」
エリカ「はあ、まあ」
まほ「あんな感じになりたい」
エリカ「‥‥隊長がですか?」
まほ「そうじゃなきゃ意味がないだろう。それでまあ、他の子たちにも、尊敬というより、親しまれたい」